はじめに
タスクのゴールって知ってますか?知らないのに走って一体どこに向かっているんですか?そんなはずないでしょ!と思われますがけっこうよく見ます。
物事を進める時に一番大事なことは分母を特定すること。
管理の基本は加減乗除
なので理解することは難しくありません。こんな感じです。
・足し算は総和
・引き算はギャップ
・掛け算は見積もり
・割り算は達成度
こうやって書くととても簡単なんですが、大半の人が分母(タスクの総量)を特定せずに一生懸命タスクをこなしています。
なぜこうなるのか?答えは簡単、手を止めるとタスクが終わらないと思っているからです。
だから疲れるし、終わらないし、達成感は得られないし、評価されないし、給料も増えないだろうな、たぶん。。。
ゴールがない=ラットレース
この状況を見て私がいつも思い浮かべるのがラットレース。くるくる回る永遠に終わらないアレです。残念ながら一生懸命タスクこなしただけではゴールにはたどり着けない。
もしかしたら悪ーい上司が反対側でどんどんタスクを増やしてるかも知れませんよ笑
仕事ができない部下の典型例
上司:大変そうだねー、どれが大変?
部下:◯◯が膨大にあっておわんないっすよ…
上司:へぇ、どれくらい?
部下:あ、数えてません、何しろ膨大で。
上司:なんで数えてからやらないの?
部下:数えてるヒマないっすよ、次から次とこなさないといけないので。
上司:何種類くらいあるの?
部下:めっちゃあります!多岐にわたるですよ。
上司:そう。じゃ、何種類か教えて。
部下:アレと、コレと、ソレと・・・あれ?5つしかない。
テンパりが及ぼす症状→自滅
もう一つが出てきましたよ。やる種類が多い…という幻想。でも大抵は多くても片手くらいなもの。そして分母特定の考え方がないのでそれをごちゃまぜにして報告する。こうなると、
膨大に伴うテンパり+ゴールが見えなくてモチベーションの低下
↓
勝手に自分が世の中で一番不幸…
なんてことになっちゃうんです。
真っ先にやるべきこと=ゴール特定
誤:作業を止めるとタスクが終わらない。
正:タスクを終わらせるために作業を止める。
そしてやるべきことは分母を特定すること。
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