定例MあなたのチームはMTGをやって成果を出せていますか?
今回は後述する6つのチェック項目でそのチームの実力がわかってしまうというお話。
順を追って説明して行きます。
Contents
目標→行動が基本
まずは目標の要素分解をします。漠然とした目標を具体的にするためです。
例えば人月ビジネスの場合の例にとって説明します。

目標:売上1000万円/月
漠然と売上1000万円/月と言われても色々な方法ありますね。極端な話一人で1000万稼いでも良い訳です。ですが組織においては拡大再生産することが求められます。スーパーマンを期待しない。
分解すると⇒1000万=100万×10名
そこで一人当たりの売上を100万円/月とおく。これならいろいろ定義できますね。100万円の価値提供できる人材のスキルは?実績は?育成計画は?色々ありそうですね。
要素①:単金@100万円/人月
分解すると⇒100万=スキル+実績
要素②:10名
分解すると⇒10名=母集団形成+前進率
続いて10名。10名の仕事をいただくために母集団形成と前進率を追えば良いですね。
ポイントは下位レイヤーに達成チェックがつけば必然的に上位レイヤーがクリアされること。
現場が100万円の価値を作り、営業がそれを売ってくる。
※”目標の要素分解→行動とそのシナリオ”の詳細は別途書いて行きたいと思います。簡単ではないのでじっくり書いて行きたいのでここでは割愛。
定例MTGで必要な報告とチェック
やっと本題になります、定例MTGをSTEP別に見て行きましょう。

報告①(行動)をやりました。
この報告で終わることがとても多く見受けられます。ですので下記の質問をします。
Q:なぜこの行動をしているんですか?シナリオはありますか?
A:しろと言われたから。シナリオとは??
Q:この行動の予定件数はいくつですか?それに対する実績件数は?
A:予定は特に決めていません。できる限り頑張ります。
Q:(予定を決めていたとして)未達ですがなにか課題がありますか?
A:他にもやることがたくさんあって手が回らなくて…
すでに本人のレベルも上司のレベルもすぐわかりますね。指摘は割愛。
報告②実績は◯◯◯です。
ここで終わることもまた多いです。ここでは下記の質問します。
Q:先行/遅行数字は理解していますか?
A:先行?遅行?
ここで言う実績とは、行動をした結果得られた実績です。
先にポイントで書いたように、この行動をすれば目標達成に繋がるはずですね。
つまり行動が先行数字、成果が遅行数字です。行動したが成果に繋がらなかった場合、下記2つだけです。
1、行動の質の問題
2、行動→成果の仮説が間違い
報告③GAPは◯◯◯です。
目標数字に対してのGAP数字はとても重要。”小計と累計”で。ですが意外とできていない。
報告④要因は◯◯◯です。
ここまでくるとやっと報告を聞く気になります。下振れGAP(未達)だけでなく、上振れGAPも報告しましょう。
上振れの再現性が確立できたらそれは価値があることです。
報告⑤次回は◯◯◯します。
これを報告する際の顔つきや抑揚でわかってしまいます。
〇〇します。と言っていてもそれで成果が出ると思っているか、いないか?
報告⑥そうすればこうなります!
うまくいかないことのほうが多いです、ですがこうすればできます!を考え続け、言い続けることがとても大切です。
これができる人材を育成して行きたいですね。
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